22.あなたのお店をどう思われたいのですか?

いきなり哲学的な質問をしますが「あなたは自分のことを本当に知ってますか?」と聞かれて「はい」と答えたあなたは半分正解で半分不正解らしいですよ。ところで、あなたは『ジョハリの窓』という言葉を聞いたことがありますか。人には必ず4つの心の窓(姿)があるといいます。発案者である2人の米国の心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムの名前をとり「ジョハリの窓」と言われています。それは…。 ひとつは自分も他者も知っている姿(開放の窓)ふたつめは自分だけが知っている姿(秘密の窓)みっつめは他人だけが知っている姿(盲点の窓)よっつめは自分も他人も知らない姿(未知の窓) 以上の4つです。 つまり『自分はこんな人間だ』と思っている部分が必ずしも『あなた全体ではない』ということなのです。それはあなたのお店に対しても言えるのかもしれません。 ★あなたもお客さんも感じていること★あなただけが感じていること(過小評価だったり過大評価だったり)★お客さんだけが感じていること(ここ大事!)★あなたもお客さんも気づいていないこと 誰しもが経験あるかもしれませんが自分の思ってもみない長所や短所を言われることってありませんか?「そんなことないんだけどなー」ってつい謙遜や言い訳をしたくなりますが、もし複数の人に言われたことがあるならそれが『他人だけが知っているあなたの性格』です。私たちはお客さま相手に仕事をしているわけですから『お客さんだけが感じていること』を最も大切にする必要があるわけです。 なので私たちはアンケートをこれでもかというほどに採らせていただいています。自分たちのことは自分たちではあんまりよくわかっていなんだあと思います。よくお客さまに私たちののぼり旗のデザインをお褒め頂くのですが結構、うちの店長は全くダメだとか思っています。(まあいいことなのですが、新人のデザイナーには同情します。笑) もしまだあなたのお店で『お客さまアンケート』を行ったことがないのであれば、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょうか。もしも『ここが不満』みたいなご意見があれば超ラッキーです。あなたが気づいていないお客さまだけが感じている改善すべき点を教えてくださってるわけですから。また逆に自分が自覚してなくても褒めていただいた点はあなたの『強み』『向いてること』だったりするのでさらに磨いてピカピカに光り輝くことができると思います。 さあ、お客さまの声(アンケート)を聞くことによってより深く自分のお店を知りましょう。 『あなたのお店がどう見られたいか』を決めるのは今現在『どう見られているのか』を知ってからでも遅くはないと思います。

21.ブランドをつくるデザインのチカラ

ブランドの語源は牛などの 生産者を示す『焼き印』からきているそうです。 近ごろのスーパーでは 食料品の生産者の顔写真やイラストを印刷したものも 多く見られますよね。 「あの人」が作るから安心だ。 「あの人」だからきっと質の高い品物だ。 「あの人」の信用がブランドの原点。 話は少し変わりますが 小さなお店のブランドづくりは 大企業のそれとは違うから デザインはそれほど重要じゃないという コンサルタントもいます。 ですが、デザインの質は瞬間的に そのお店などのサービスや品質をイメージさせます。 私は何年か前にiPhoneやiPadで使える アプリを作ったことがあります。 厚さが5センチくらいの分厚い仕様書と格闘して App Storeという『アプリの市場』みたいなところで 初めて売り出した時の達成感はなかなかのものでした。 そのApple社の仕様書の中に 以下のような一文がありました。 「アプリのアイコンのデザインは 必ずグラフィックデザイナーに依頼してください。 (できれば優秀な)なぜなら、 たくさんのアプリが一堂に並ぶApp Storeでは プロがデザインしたものと素人が作ったものとでは 売上的にも大きな差がついてしまうインパクトがあります…」 いくら見た目で判断されるのが イヤだと言っても仕方がないのです。 そもそも人間は目から取り入れる情報が最も多いのですから。 結果的に当時、私たちがつくったダイエット系の アプリ(私はもともとTarzan(マガジンハウス)という 健康系雑誌のデザイナーだったのでダイエットアプリを作りました)は 発売当初の売上は年間1,000万円を 超えそうな勢いで売れていきました。 サイバーエージェントが広告主だった 深夜のテレビ番組でも取り上げられました。 ミュージシャンの奥田民生が『うちのアプリ』を使ってる様子も 放送され、さらに売れていきました。 実は私たちの『アプリ』に 特別な機能があるわけではありませんでした。 ただ単に使いやすくキレイなデザインに こだわっていただけなのです。 そしてもうひとつ作った電子書籍系のアプリでは なんとアップルのiBooksという公式アプリも抑え Bookカテゴリーのランキングで1位を記録しました。 (たった10日ほどでしたが…結構売れ続けました) 私たちがデザインしたアプリの下には アップルだけでなくNTTなど大企業の作ったものが 所狭しと並んでいました。 タイミング等いろんな理由はあったでしょうが 基本的にはデザインにこだわったことが 勝因だったように思います。 デザインのチカラというのは 露出する度合いが変わらない、 いわゆる同じ土俵であれば 小さなお店であろうが、大きなお店を倒す インパクトがあるのです。 結局、私たちは徐々にのぼり旗事業を本格化させて アプリ事業からは撤退していくのですが、 デザインの威力を感じたエピソードでした。 小回りがきく小さなお店ほど、 サービスやこだわりを追求した上で デザインにまで気を配るならば、 お客さまから自然と選ばれるような あなただけの『ブランド』をつくれるのかもしれません。

春に向けたデザインのぼり特集

立春を迎え、まだまだ寒さはきびしいですね。それでも、時折神奈川でも日中8℃などで、春を感じる日が出てきました。石川県では大雪になったりとまだまだ気が抜けないですが、春はもうすぐそこ。先への準備は大事です。春にぴったりの食べ物、歓送迎会に関連したデザインのぼりをご紹介します。 KAS410 桜餅 KAS601 柏餅 COY210 岡山さわら料理【岡山編・筆文字】 COY310 岡山 さわら料理【岡山編・和風ポップ】 SAK254 自然派ワインのお店【ヨツモト】 IZA380 カフェバー【ヨツモト】 春の豆知識 春の魚といわれる、鰆(サワラ)。瀬戸内海地方では、昔から”サワラがこないと春が来ない”と言われてきました。鰆という字は、産卵期の3~5月に鰆が瀬戸内海に群れをなして出現することから作られた漢字という一説があります。 日本各地でとれるサワラですが、岡山県の人がサワラ好きで有名なんだそう。漁獲量はそうでないものの、消費量は岡山県が全国の約3割を占め日本一。市場の取扱高もトップで、全国で水揚げされた多くが岡山の市場に集まります。他の県では生では食べないのですが、岡山では生でたたきなどで食べるようです。今回調べて初めてしったサワラの知識…。岡山に行って生サワラ、食べたくなりましたね。 .oityanno{ width: 100%; position: relative; } .oityanno_rogo{ height: auto; float: left; width: 8em; position: absolute; margin-left: -0.75em; } .oityanno_title_box{ float: left;max-width: calc(100% - 8em); width: 100%; margin-left: 8em; } .oityanno_title_text{ margin: 1em 0 0; height: 100%; font-size: 2em; border-bottom: solid 4px; border-top: solid 4px; padding: 0 0.75em; text-align: center; font-weight: bold; } @media screen and (max-width: 1000px) { .oityanno_title_box{ float: left; width: 100%; } }

20.ブランドを作るのは誰だってできる

実は人間の判断力には限界があるって知っていましたか?レストランでメニューを選ぶときだって脳に結構な負荷がかかります。世に知られている起業家は(スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグなど)毎日同じデザインの服を着ている人が多いのも「なるべく仕事以外で判断力を使いたくないからだ」という理由が多いみたいです。もし世の中を行き交う膨大なメッセージひとつひとつに対しイチイチ判断を下したり、疑ってたなら、あなたの脳はすぐにぐったりと疲れ切ってしまうに違いありません。 たとえば、手に取った缶コーヒーが「ひょっとしてオレンジジュースが入ってるかも」とか「そもそも飲めない液体が入っていたら…」とか巷の情報や数多くのメッセージたちをイチイチ疑っていたらキリがないわけです。なので人間は無意識の内に何にでもレッテルを貼りたがります。決めつけたがります。その方が脳を使わなくて済むからです。たとえば「ネクタイをしている人」≒「ちゃんとした人」とか決めつけがちです。本当のところは、わからないわけですけど。 しかしある実験によるとみんなが交差点で信号待ちをしている時に誰かがわざと信号無視をする場合、その人がスーツなのか、カジュアルな服装なのかでつられて横断歩道を渡ってしまう人の数に大きな違いが出るとの調査結果があるのです。スーツを着ている人は、社会的な影響力を持ちやすいということになります。つまり、ブランドを作るということはナニナニ=〇〇だ!というように人々の脳に単純化したイメージを植え付けるということなのです。もう少しよい言葉で表現するならば「イメージにおける信頼を勝ち取る」と言ってもいいかもしれません。 あなたのお店は〇〇だ!その〇〇にポジティブなイメージをもってもらうことが、ブランドを作るということなのです。繰り返しあなたの長所を際立たせる、常に同じ見せ方をする…。 もちろんブランドイメージは一朝一夕には築けません。苦労も多いです。しかしまず、あなたのお店が、お客さまから『どのような信頼を勝ち取りたいか』を考えるところから始めてみてはいかがでしょうか。あなただけの◯◯ブランドができた時にはお客さまは深く考えることなしにあなたのお店を選んでくれるようになります。ブランド化は広告費をそれほどかけなくても集客できるメリットがあり、その威力は絶大です。

19.最後のツメが大切。(均等配置、角度、高さそろえる)

「画竜点睛(がりょうてんせい)を欠く」という言葉があります。直訳すれば竜の絵を描くときに最後に描くべき瞳の輝きを描けていないということです。 私も若い時にたくさん絵を描いてきたのでとても納得できます。事実、瞳の輝きがあるかないかで絵の完成度は大きく変わります。 また世界三大巨匠と言われる建築家ミース・ファン・デル・ローエも同じような趣旨で「神は細部に宿る」という有名な言葉を遺しています。 洋の東西を問わず「最後のツメが大切」だということを言っているのです。 では、画家でも建築家でもない私たちにとって「最後のツメ」とは具体的にはどんなことを言うのでしょうか。例えば、机の上を拭いたけどごはん粒がたった1個残っていたとか、スープやドリンクの温度がほんの少しぬるいとか…。もちろんのぼり旗の立て方においても“最後のツメ”というのはあります。 それは 1.高さをぴったりとソロエル 2.均等に並べる 3.垂直に立てる (ただし斜めにソロエているときは除く) それは、あたかもお揃いの制服をきちんと着こなし姿勢よく整然と並んだ生徒たちとバラバラの着こなしで、姿勢も身長もふぞろいの生徒たちとを比べたときにどちらに好感を持てるかを考えれば一目瞭然だと思います。 私たちも全ての仕事において“最後のツメ”を大切にしていきたいと思います。

ナイツのHIT商品会議室にデザインのぼりショップが出演
『ナイツのHIT商品会議室』出演のぼり旗のご紹介!

先日のブログにて店長からご報告させていただきましたとおり、「ナイツのHIT商品会議室」(チバテレビ 毎週金曜22:30〜)にて、デザインのぼりショップを取り上げていただきました!本記事では、当日出演したのぼり旗たちをご紹介させていただきます。なお、放映予定日は2017年5月19日、26日、6月2日、9日の計4回となります。記事の写真と見比べながら、ぜひご覧ください! 番組で飾ったデザインのぼりショップののぼり旗たちです。スリムショート・袋縫いで鮮やかに画面を彩りました。お店を魅力的に引き立てるパートナーとして、自信を持ってお届けできる商品を作り続けています。 番組では漫才の師匠たち(おぼん・こぼん、青空球児・好児、新山ひでや・やすこ)ののぼり旗も登場します。ストライプに勘亭流の文字でオーソドックスなデザインに仕上げたのぼり旗と、少しスタイリッシュなイメージでデザインした袋縫いののぼり旗をナイツを始めとする出演者の方に感想をいただきました。デザインのぼりショップでは、ポール(支柱)の差し込み部に、布の輪っか(チチテープ)を用いた「チチテープ仕様」と、絵柄部と一体化した「袋縫い仕様」の2種類をご用意しております。用途やデザイン、設置場所の環境などから、それぞれの強みを活かした仕様からお選びいただけます。袋縫いはポールを覆い隠すのでデザイン的にスッキリと見せることができます。またチチテープ仕様より袋縫い仕様の方が風によって捲り上がりにくくなる効果もあります。 また、番組では新発売のデザインのぼりショップ別注イージーポールを主に取り上げていただきました。街中でよく見かける「一般的なポール」と「デザインのぼりショップ別注イージーポール」を比較していただき、横棒が飛び出さないイージーポールを紹介いただきました。当店では安全性や利便性を考慮し、当店独自仕様のポールもご提供しております。ポールなしにはのぼり旗は働けません。のぼり旗が最も活躍できるよう、副資材にもこだわりを持っています。 ナイツのHI商品会議室ののぼり旗も制作させていただきました! 当店では汎用性の高い既製デザインだけでなく、お客さまのご要望をお聞きしながらオリジナルのデザインを考案します。フルオーダープラン等もございます。当店所属のデザイナー陣が手がけるデザインは、当店の強みです。 詳しい内容は放映予定日の2017年5月19日、26日、6月2日、9日の計4回をご覧くださいね。

KERNTYPE01字詰め練習サイト
ちょっとした差が大きな差になる「字詰め」の話

こんにちは。デザインのぼりショップ店長の井口茂樹です。 今日は字詰め(文字と文字の間を開けたり、詰めたりして読みやすくすること)について書きたいと思います。 デザイナーにありがちな職業病として「字詰めが汚いものを見て苦しむ」ということがあります。 街を歩いていても看板の文字間のスペースが気になったりします。家にいても折り込みチラシ、テレビのテロップ、さまざまな「字詰めが汚いもの」を見て苦しんでいます。笑 そして大体、「字詰め」を見るとその制作者の実力(や情熱)までもわかってしまうものです。 私もデザイナーになりたての頃、先輩に字詰めを注意されたことがあります。その時は「じゃあ適当に自分の感覚で詰めますね」と答えたらめちゃくちゃ怒られました。とはいえ字詰めに関して先輩も論理的に教えてはくれなかったので結局は自分で綺麗なものを見て、試行錯誤してなんとなく自分の感覚と経験で覚えていきました。 先ほども書いた通り、世の中には「字詰めが汚いもの」は氾濫しています。特に日本語はアルファベットに比べると、ひらがな、カタカナ、漢字と文字の形や画数も様々なので意外と字詰めに苦労します。街中で見かけるのぼり旗も「字詰めが汚いもの」が少なくありません。一見、地味な作業ですがこうした字詰めというちょっとした差がそのお店の印象に大きく関わってきます。 「字詰め」でインターネット検索をしていたら字詰めを練習できる面白いサイトを見つけたので紹介します。 KERNTYPE a kerning gameはこちら 自分が知らなかっただけで結構有名なサイトのようでした。アルファベットしか字詰めできませんが字詰めの基本が学べるサイトです。動かしたい文字を選択してカーソルで左右に動かすだけです。適当に動かして「Compare(比較)」ボタンを押してみます。 100点中44点という表示が出ました。そして理想の字詰めを水色で表示してくれます。 44点はさすがにアレなので最初からやり直してみました。全10題で私の採点結果は97点でした。字詰めにもデザイナー独特の癖もあるので一概にはいえませんが、100点と出ると嬉しいものですね。笑 せっかくなので社長に内緒で勝手に値引きセールをします! 店長に勝ったら送料無料!! 【条件】ご注文前にKERNTYPE a kerning gameで97点以上を出してください。 得点画面をスクリーンショットにしてメールで送ってください。もれなく送料800円を0円にします! 【キャンペーン期間】2017年12月31日まで デザインのぼりショップホームページhttp://www.design-nobori.com/

デザインって何?イメージ画像
あなたは「デザイン」って何のことか説明できますか?

こんにちは。デザインのぼりショップ店長の井口茂樹です。 今日は備忘録的にデザインについての考えをまとめてみたいと思います。 まず、デザインとは何か? Wikipediaによると、「デザイン(英語:design)とは設計のことだが、(日本語に限らず)「意匠デザイン」(他に「造形デザイン」など)の意味で単にデザインの語が使われていることも大変多く、デザインすなわち意匠のことだと思われていることも非常に多い。英語では意匠についてはスタイルが使われており、例えば日本で言う建築デザインは建築様式(architectural style)と言う。」だそうです。 なんだかよく分からないですよね。そもそも「意匠」って何?という方も多いのではないでしょうか。 意匠法第2条によると、「この法律で「意匠」とは、物品(物品の部分を含む。第八条を除き、以下同じ。)の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるものをいう。」だそうです。 私なりに解釈して分かりやすく説明すると「デザイン」と「意匠」は世間一般的には同じ様な意味で使われている。意匠とは模様や形、色などの見た目である。…こんなところでしょうか。あなたも「デザイン」と聞くと「模様や形、色などの見た目」という認識ではありませんか? 実際に模様を作ったり、形や色、書体を決定するので間違ってはいないかもしれません。ただ、デザイン(英語:design)とは設計との意味がある通り、本来の意味はもっと広いのです。私は大学のグラフィックデザイン学科で美術・デザインを学んで広告デザイン業界で経験を重ねてきました。 私の過去の経験でいうと、 企業の商品がより売れるための「デザイン」、 企業のイメージを上げるための「デザイン」、 消費者との共感が得られるような「デザイン」、 読者が読みやすいような「デザイン」、 などを積み重ねてきました。 例えば企業との広告デザインの仕事を紹介します。(細かな内容は省いています) 「新しい車を販売したい」という企業側と「どんな特徴があるのか?誰がターゲットか?」などを徹底的に勉強会、ヒアリングを行っていきます。例えば「子育て世代に向けたファミリーカー」を売りたいのであれば消費者に対して「この車を手にすれば、幸せな家族の時間が得られること」をコンセプトとして決めて、様々な媒体(CM、ポスター、新聞広告、WEB広告など)を通して伝えていくのです。もちろん、スポーツカーを売りたいのであれば、伝えたい内容も手法も変わってきます。 ここでいう企業の問題点・課題は「車が売れない、売りたい」ですし、消費者の問題点・課題は「車が無いと不便、幸せな家族の時間を得たい」です。その問題点を解決するにはコピーライティングを含めたデザインのチカラ(宣伝力)が必要になってくるのです。もちろん、一番重要なのは商品力(例でいうと車の魅力)なのは言うまでもありません。 また、「デザイン」というと、ファッションデザインや建築デザイン、工業デザインなど他にも様々な業種があります。 ファッションでいえば、「この服を着れば、太った体型が隠せて足が長く見える」、 建築でいえば、「狭い敷地だけどデッドスペースを無くして快適な生活が送れる」、 工業デザインでいえば、「人間工学に基づいた腰が痛くなりにくい椅子を開発」、 などなど様々な問題点・課題・ニーズを解決していくことを含めてデザインの仕事だと言えます。 私はグラフィックデザインの分野が専門なので、私なりの言葉で「デザイン」を説明すると… 「問題点」を視覚的に「解決」する方法が「デザイン」である。ですかね。 デザイン(design)=問題解決法とも言い換えることができると思います。なので「デザイナー(designer)=問題解決する人」なのではないでしょうか。厳しい言い方をすれば、問題解決できなければデザイナーではないとも言えます。デザイナーには美的センスのように芸術的な部分ももちろん必要ですが、コミュニケーション能力も極めて重要だといえます。デザインとは相手(依頼主や消費者)がいて初めて成り立つものです。自己中心的で協調性が無いと「良い意匠」をつくっても依頼主を説得できずに、満足いく結果を得ることができません。また、依頼主側のセンスとスキルも実は重要で依頼主の言いなりになりすぎた結果、素人がつくったのと変わらないトンチンカンなモノが世の中に出ることもあります。(私も過去にひどいモノを世の中に送り出した経験があります) どうしても依頼主(お金を払う立場)とデザイナー(お金をもらう立場)なのでデザインの仕事では依頼主との間に上下関係ができやすい構造があります。ただ、仕事をする上での理想型は依頼主とデザイナーが50:50の対等な立場で一つの目的(問題解決)に向けて手を取り合うパートナーのような関係です。その方がお互いにとって幸せだと思いませんか。 デザインのぼりショップがフルオーダーデザインプランを受注審査制(2017年3月時点)にしているのも、クオリティの高い仕事を確保するのと同時にクオリティの高いクライアント(依頼主)と一緒に良い仕事をしたいからに他なりません。

アサヒ薬局日野店のぼり旗
アサヒ薬局日野店に行ってきました。

こんにちは。デザインのぼりショップ店長の井口茂樹です。 先日、八王子でのイベントに弊社代表と参加しました。帰りのルートを立川経由、南武線を使うか長津田経由の横浜線を使うか迷っていました。迷っているうちにそういえば直近でフルオーダープランでのぼり旗をご発注いただいたお客さまが近くにいることを思い出しました。株式会社メディトラストパートナーズ(アサヒ薬局日野店)代表の濱崎さまです。 八王子駅から1駅となりの豊田駅から徒歩13分程歩いた先にアサヒ薬局日野店はあります。この豊田駅は弊社代表が貧乏学生時代を過ごした最寄り駅です。約25年ぶりに豊田駅を降りたそうです。 突然の訪問だったにもかかわらず、快く迎えいれていただきご挨拶をさせていただきました。「ポールをもう少し伸ばして高さを出した方が良いですよ」と実際に設置した様子を見た上で感想を伝えさせていただきました。また、濱崎さまがデザインのぼりショップをきっかけはインタビューサイト「ニッポンの社長」に株式会社メディトラストパートナーズ代表の濱崎さまが取り上げられたことでした。なんと濱崎さまが取り上げられた記事の次が弊社代表のインタビュー記事だったのです。その記事を目にしてデザインのぼりショップにご発注いただいたのです。こんな縁もあるんですね。 フルオーダーで制作するにあたり、ホームページやインタビューサイトに企業理念、他店に対しての独自の強みなどが掲載されていたので深く読み込んで以下のUSPを濱崎さまと話し合いながら定めていきました。 【アサヒ薬局日野店のUSP & スローガン】 ・私たちは、待ち時間をお伝えしています。 ・私たちは、薬の相談にお答えしています。 ・私たちは、日野に根ざしたあなたの街の薬局です。 徐々にお客さまからのぼり旗の感想をいただいているそうです。お店の前を通る方が「何か普通じゃない薬局があるぞ」と思ってくれたら嬉しいですね。また、店内からのぼり旗を見ることでスタッフのモチベーションアップにも繋がっているみたいです。 株式会社メディトラストパートナーズホームページ http://medi-trust-partners.co.jp/ 「ニッポンの社長」株式会社メディトラストパートナーズインタビュー記事 http://www.nippon-shacho.com/interview/in_medi-trust-partners/ 「ニッポンの社長」株式会社トランプス(デザインのぼりショップ)インタビュー記事 http://www.nippon-shacho.com/interview/in_trumps/ デザインのぼりショップ公式ブログ「あなたのお店の売りは何ですか?」 USP(Unique Selling Proposition)とは? http://origin.design-nobori.com/content/archives/3985 追記ーー 帰りに約25年ぶりに豊田駅に降りた代表と周辺を少し散策しました。25年前に行きつけだった飲食店はほとんど入れ替わっていたそうです。商売を10年続けるのはとても厳しいとは聞いていましたがやはり大変なんですね。駅前は大手チェーン店ばかりでした。代表が当時住んでいたボロボロのアパート(失礼!何度か中高生の時に新潟から遊びに行ったことがあります)も取り壊されていました。25年前の引越しの際、同じアパートに住んでいた幼子を連れた女性から餞別として5,000円もらったそうです。「あの人も経済的に厳しい状況だっただろうに、もらわなければよかったなぁ…」と感慨にふけっているのがとても印象的でした。

あなたがもし山で遭難した時におにぎりが買えるとしたらいくら払いますか?
高い?安い?お金の価値

こんにちは。デザインのぼりショップ店長の井口茂樹です。今日はお金の価値について書きたいと思います。 モノの値段は様々ですよね。あなたは上の写真のおにぎりにいくら払いますか?おにぎり1個、130円として2個で260円位かな…。それに漬け物もあって竹の皮が敷いてあるから少し高級なのかなぁ…。「うーん、300円〜500円くらいかな?」となんとなく値段の予想をしながら値札を見てモノを買うわけです。予想より値段が低ければ「安い」、高ければ「高い」と感じます。まぁ、当たり前ですよね。 財布の中の金額によっても感じ方は変わったりします。例えば毎月のお小遣いが1,000円の小学生からみたら500円のおにぎりはとても高いものになりますし、お金持ちの方だったら値段すら見ないで買うかもしれません。それぞれの経済状況によっても「高い」「安い」は決まってきます。 また、無意識に自分の心の中で目安を決めていることが多く、気持ちの面でも「高い」「安い」は変わってきます。農家の方で「おにぎりは買うものではなくて自分でつくるもの」という考えであれば、たとえお金持ちだったとしても500円のおにぎりは「高い」と感じるのです。 例えば、このおにぎりが2,000円だったらどう感じますか?「おにぎりが2,000円は高すぎる!」という方がほとんどだと思います。 しかし、あなたが山の中で遭難3日目だとしたら…。食料が尽きてから丸2日、何も食べてないとしたら…。そんな時に2,000円のおにぎりが目の前に現れたらどうしますか?迷わずに買うかもしれませんね。値段も「安い」とすら感じるかもしれません。 あなたの気持ちをどれぐらい満たしてくれるかによって値段の感じ方は変わってきます。「おなかが空いていて死にそうだ、なにか食べたい!」「大好きなボクシングの世界戦のチケットがどうしても欲しい!」「あの真空管アンプがあればもっと良い音が出るのに!」…買いたい気持ちが強ければ強いほど、そしてそれがその気持ちを満たしてくれるものであればあるほど、値段が高いとは感じにくくなります。 逆に「料理が口に合わなかった」「すぐに壊れてしまった」「店員同士がおしゃべりに夢中で気分が悪かった」など気持ちを満たしてくれないものは値段が「高い」と感じるものです。このように値段の「高い」「安い」はさまざまな要因で感じることが分かったと思います。 さて、ここからが本題です。それはデザインのぼりショップののぼり旗の値段は「高い」のか、「安い」のかということです。 はたして当店の値段は「安い」のか「高い」のか? 当店のアンケートによると「なぜデザインのぼりショップを利用したのか?」の項目でほとんどのお客さまが「デザインが気に入ったから利用した」と答えています。しかし、値段の感じ方に関しては大きく2種類のお客さまに分かれました。 「お手頃価格」「リーズナブル」「おたくののぼり旗は安いな」「お客が増えたので本当に安い」などの声をいただいた【安い派】と「もっと安くして欲しい」「高すぎる」「他ののぼり屋より高い」などの声をいただいた【高い派】の2つのグループです。 以下の文章を読む前に改めて理解していただきたいことがあります。 冒頭で書いたように値段の「高い」「安い」はさまざまな要因で感じ方が人それぞれ異なります。ただし、ビジネスにおいて「高い」「安い」は金額で決まらない、ということ。100万円払っても200万円返ってくるなら「安い」ですし、3万円払って1万円しか返ってこなければそれは「高い」。このように判断できるかどうかがビジネスにおいて重要なポイントです。 [caption id="attachment_4001" align="alignnone" width="1816"]投資額に対して利益が大きければ「値段が安い」=「費用対効果が高い」[/caption] この記事を読んでいるあなたは「費用対効果」という言葉を聞いたことがきっとあるはずです。費用対効果とは、かけた費用に対してどれくらいの効果があるかをいいます。つまり、100万円払っても200万円返ってくるなら「費用対効果が高い」、3万円払って1万円しか返ってこなければ「費用対効果が低い」といえるのです。 あっという間に投資金額を回収 話をのぼり旗に戻します。先日、当店ののぼり旗を立てたCafe OREOのオーナー、矢島さまからこんな声をいただきました。「のぼり旗はダサいと思っていたけどデザインが気に入ったから購入しました」「のぼり旗を立ててから新規のお客さまが1日に1〜2組多く訪れるようになったので驚いています」と。例えば客単価600円、原価率を高めに設定して40%、1人あたりの粗利を360円として計算してみましょう。10日で3,600円、30日で10,800円になります(OREOさまの客単価はデザートやフードが充実しているのでもっと高いと思いますが)。新規1組が2人組だった場合は2倍になるので10日で7,200円、30日で21,600円の粗利となります。のぼり旗の寿命は3〜6ヶ月なのであっという間に投資金額を回収してその後は利益を出し続けることができます。 もう1つ事例を紹介します。石川県の金澤屋珈琲店本店さまは初回に購入した「英語表記のCafe Open」のぼり旗で外国人観光客が増え、効果を確信したそうです。2回目に購入した「珈琲豆 販売中」のぼり旗で珈琲豆だけを購入するお客さまが平日で2倍、週末は3倍に増えたとご報告いただきました。さらに展示会でお会いする機会があり、直接聞いて驚いたのが、その後使用された「テイクアウト」のぼり旗でお持ち帰りのお客さまの人数がなんと驚きの8〜9倍にアップしたそうです。もちろん、全てのお客さまがこのような結果が出るとは限りませんが、金澤屋珈琲店さまは“あっという間”(たぶん3日以内)に投資金額を回収して今、この瞬間も利益を出し続けているのです。 この「費用対効果の高さ」を実感しているお客さまは、「お手頃価格」「リーズナブル」「おたくののぼり旗は安いな」「お客が増えたので本当に安い」などの声をお寄せくださいます。中には「月間売上げ目標に300万円足りない。だからできることは何でもやりたい。のぼり旗は立てていないのでぜひ、オリジナルで立てたい。費用は5万でも10万円でもある意味どうでもいい。大事なのは効果があるかどうかだ。」という経営者意識が高い方もいました。 [caption id="attachment_4002" align="alignnone" width="1816"]投資額に対して利益が小さければ「値段が高い」=「費用対効果が低い」[/caption] 「費用対効果の高さ」を実感できていない方の共通点とは? 反対に「費用対効果の高さ」を実感できていないお客さまは、「もっと安くして欲しい」「高すぎる」「他ののぼり屋より高い」などの声をお寄せくださいます。そしてアンケートではのぼり旗を立てる前と立てた後の集客の変化率を記録していないお客さまがほとんどです。これは非常にもったいない…。これでは「費用対効果の高さ」を実感できないのも理解できます。 人間の感覚のあいまいさの例としてカフェの事例を1つ紹介します。ある日、「のぼり旗を立ててテイクアウトのコーヒーが増えました」といったお客さまに「どれくらい増えましたか?1〜2割ですか?」と尋ねました。「まぁ、その位ですかね〜、帳簿を調べてまた連絡しますよ!」と。そのやりとりの数日後、いただいた数字はなんと206%でした。「10〜20%なんとなく増えたのかな」という体感値が実際には「206%に売上げアップ」だったのです。もし、仮に120%に売上げがアップしたとしても記録をとっていなければ「のぼり旗を立てても何も変わらなかった」「効果が無かった」と感じていた可能性さえあります。実際に当店のアンケートで「効果なし」との回答がたまに来るのですが、「効果なし」と答えた方の共通点としてそのほとんどが「記録をとっていない」のです。 集客効果の記録をとっている=「費用対効果の高さを実感できている」お客さまと、記録をとっていない=「費用対効果の高さを実感できていない」お客さまは大きな違いが出てきます。例えば120%に売上げがアップしたとして「記録をとっている」お客さまは「20%も売上げがアップした、すごい効果だ!」となりますし、「記録をとっていない」お客さまは「のぼり旗を立てても何も変わらないじゃないか」「効果が無かった」と思うかもしれません。 そして「効果を実感できている」お客さまは、ボロボロになる前に「時間帯によって違うのぼり旗を立ててみよう」、「次は暑い季節用に違うのぼり旗を立ててみよう」、「もっと反応するデザインがないか試してみよう!」と更なる集客へのアイデアが沸いてくるでしょう。それに対して「効果を実感できていない」お客さまはボロボロになるまでそのまま使い、買い替えようとすら思わないかもしれません。費用対効果を認識しているかどうかの違いは長い目でみるとその差はとても大きな差になっていくことでしょう。 のぼり旗を含め、チラシ、雑誌広告、インターネット広告など世の中にはさまざまな集客ツールがあります。この広告宣伝費にお金を使う機会は多いと思います。もし効果が出ないのであれば1円でも決して払ってはいけません。大切なお金ですので必ず費用対効果を計測することをオススメいたします。 ーー P.S. デザインのぼりショップは初回購入限定でのぼり旗(同じデザイン3枚以上の使用が条件)の180日全額返金保証を行っています。(2017年1月26日現在) 詳しい条件はホームページをご覧ください。 「他ののぼり屋より高い」という声には「他社の激安のぼり旗と料金の数字だけで比べられるとその通りですね」と答えるしかありません。オリジナルで制作しているので書体にかかる費用やイラストレーターに外注する費用、1つのデザインに決裁を出すまでの時間や労力が他の激安のぼり屋さんに比べると高額になっているのが現状です。そこは「激安のぼり旗」と「当店のデザインのぼり旗」を立て比べて「費用対効果」を実際に記録して比べてもらうしかありません。もし、他社の激安のぼり旗の方が「費用対効果が高い」のであれば180日後に全額返金保証のご利用をオススメします。なぜなら、あなたにとってノーリスクで集客テストが行えるのですから。 (2017年1月26日現在で返金保証を利用したお客さまは全体の0.08%です)

USP(Unique Selling Proposition)とは
USP(Unique Selling Proposition)とは?

こんにちは。店長の井口茂樹です。今日はUSPについて書きたいと思います。 USPとはマーケティングの世界でよく使われる言葉で【Unique Selling Proposition】、日本語に訳すと「Unique 独自の」「Selling 売りの」「Proposition 提案」、【独自の売りの提案】です。 「あなたのお店の売りは何ですか?」と言われた時にすぐに答えられるかどうか、その売りは顧客にとってどんなメリットがあるかが重要になります。そのメリットが伝わりやすいかどうかも大事なポイントです。フルオーダーでのぼり旗のデザイン制作を考えている方はもう一度、「あなたのお店の売り」を考えてみてはいかがでしょうか。 有名な過去のUSPの例でドミノピザのキャッチフレーズがあります。 焼きたての熱いピザを、30分以内にお届け。 それ以上待たせたら、無料で構いません! 当時の宅配ピザ業界では、革新的なメッセージでした。ドミノピザの急成長はこのUSPの力が大きいといわれています。このUSPが顧客から支持されたのは、30分以内という明確な条件と、ダメなら無料という約束です。時間を守る点に強みを見出し、それを力強く打ち出したことで、顧客の心を掴んでいます。「時間厳守」という「強み」を強調したメッセージなので「USP=強みを作る」と考えるのは、決して間違いではありません。ただ日本語の「強み」は意味が広く、とても誤解しやすいものです。 誤解しやすいのは、「強み=他社に出来ない独自のポイント」と間違える点です。30分以内に届けることが、競合他社に出来なかったかと言えば、決してそうではありません。 宅配ピザであれば「すぐにお届けします!」と必ず宣伝します。これは当時も今も同じです。物理的に出来ないことではありません。30分という具体的な時間と無料という約束をしたことで、独自の強みに高めているのです。propositionとは、契約時の提案や条件という意味です。つまり、競合他社がすでにやっていることでも、強い約束をすることで、競合ライバルに対して優れたイメージを与えることができるのです。ここに、USPの本質があります。 もう1点、USPで重要なポイントがあります。 では、なぜドミノピザは今、このUSPを打ち出していないのか。それは競合ライバルがドミノピザの成功例をマネし始めたからです。ピザ業界全体が同じ「30分以上で無料」という約束をするようになったため、ドミノピザだけのUSPでは無くなっていきました。そして「30分以上で無料」というUSPは競合ライバルに対しての優位性が無くなり、デメリット(台風などの荒天時にだけ注文が殺到するなど)の方が多くなったせいなのか今ではどのピザチェーンも「30分以上で無料」はやっていません。USPで重要なのは「競合ライバルとの違い」だからです。 ーー ここから先は暇な方だけ読んでください。 ではデザインのぼりショップのUSPを考えてみます。(宣伝です。笑) 例1. 広告代理店を通さずに グラフィックデザイナーがのぼり旗を直接制作販売。 例2. 5,000件以上のアンケートを元にデザイン制作。 業界初!元がとれなければ全額返金保証。 例1.でいうとデザインのぼりショップはデザイン会社が運営しているのぼり旗専門店です。デザイン会社は世の中にたくさんあります。競合のデザイン会社でものぼり旗のデザイン制作はもちろん可能です。【デザイン制作】というポイントだけをみると(デザイン料金は別として)他のデザイン会社と比べて強みは無いともいえます。しかし、「のぼり旗だけに特化して直接制作販売するデザイン会社」というポイントに絞るとデザインのぼりショップのUSPになります。顧客のメリットとしては「広告代理店経由でデザインしなければならないレベルののぼり旗が他のデザイン会社よりリーズナブルに簡単に発注できる」ことです。付け加えると、のぼり旗業界は印刷会社の運営がほとんどでデザイン会社が運営しているところは非常に少ないのです。 例2.でいうと「5,000件以上のアンケート調査を元にデザイン制作」「全額返金保証」の2つが強みになります。5,000件のアンケート結果では当店のデザインのぼり旗といわゆる一般的なのぼり旗のイメージを比べて「どちらのお店に入りたいか?」を10パターン、調査しました。(結果は約3:1の割合で当店のデザインがすべて選ばれました) この「アンケート調査を元にデザイン制作」も(調査結果は別として)競合ののぼり屋さんでも行えることですし、「全額返金保証」も競合ののぼり屋さんも行えることなので、決して「当店でしかできない独自のポイント」というわけではありません。ただ、具体的な5,000件という数字で裏付けと「返金保証」を強く約束することで、独自の強みに高めています。 ぜひ、この記事を読んだ機会にあなたのお店のUSPをもう一度確認してみたらいかがでしょうか。

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