KERNTYPE01字詰め練習サイト
ちょっとした差が大きな差になる「字詰め」の話

こんにちは。デザインのぼりショップ店長の井口茂樹です。 今日は字詰め(文字と文字の間を開けたり、詰めたりして読みやすくすること)について書きたいと思います。 デザイナーにありがちな職業病として「字詰めが汚いものを見て苦しむ」ということがあります。 街を歩いていても看板の文字間のスペースが気になったりします。家にいても折り込みチラシ、テレビのテロップ、さまざまな「字詰めが汚いもの」を見て苦しんでいます。笑 そして大体、「字詰め」を見るとその制作者の実力(や情熱)までもわかってしまうものです。 私もデザイナーになりたての頃、先輩に字詰めを注意されたことがあります。その時は「じゃあ適当に自分の感覚で詰めますね」と答えたらめちゃくちゃ怒られました。とはいえ字詰めに関して先輩も論理的に教えてはくれなかったので結局は自分で綺麗なものを見て、試行錯誤してなんとなく自分の感覚と経験で覚えていきました。 先ほども書いた通り、世の中には「字詰めが汚いもの」は氾濫しています。特に日本語はアルファベットに比べると、ひらがな、カタカナ、漢字と文字の形や画数も様々なので意外と字詰めに苦労します。街中で見かけるのぼり旗も「字詰めが汚いもの」が少なくありません。一見、地味な作業ですがこうした字詰めというちょっとした差がそのお店の印象に大きく関わってきます。 「字詰め」でインターネット検索をしていたら字詰めを練習できる面白いサイトを見つけたので紹介します。 KERNTYPE a kerning gameはこちら 自分が知らなかっただけで結構有名なサイトのようでした。アルファベットしか字詰めできませんが字詰めの基本が学べるサイトです。動かしたい文字を選択してカーソルで左右に動かすだけです。適当に動かして「Compare(比較)」ボタンを押してみます。 100点中44点という表示が出ました。そして理想の字詰めを水色で表示してくれます。 44点はさすがにアレなので最初からやり直してみました。全10題で私の採点結果は97点でした。字詰めにもデザイナー独特の癖もあるので一概にはいえませんが、100点と出ると嬉しいものですね。笑 せっかくなので社長に内緒で勝手に値引きセールをします! 店長に勝ったら送料無料!! 【条件】ご注文前にKERNTYPE a kerning gameで97点以上を出してください。 得点画面をスクリーンショットにしてメールで送ってください。もれなく送料800円を0円にします! 【キャンペーン期間】2017年12月31日まで デザインのぼりショップホームページhttp://www.design-nobori.com/

どちらの“のぼり旗”が目立つと思いますか?

こんにちは。店長の井口茂樹です。 以前、5,000人超の方々に上記アンケートにご協力をいただきました。(2012年実施、5,838件、男女比6:4) このアンケートの狙いは「とにかく目立つように」「派手にしたい」という飲食店経営者から多く寄せられる依頼が果たして本当に集客に繋がっているのか?という素朴な疑問からでした。結果はこの「焼肉」のぼり旗を含む20サンプル全てにおいて当店のデザインしたのぼり旗のお店に入りたいというものでした。(Q1.では他社イメージが選ばれる事もありましたが、Q2.では20サンプルでほぼ7:3以上の差で当店のデザインが選ばれました) この時のアンケートでは「目立つ」よりも「入りたい」が大事だと伝えたかったのでまあ良いのですが、この結果を見た時に私はQ1.の「どちらが目立つ?」でも当店のデザイン(右:白地)の方が圧倒的に目立つのになぁと思いました。 また、お客さまからよく寄せられる質問「どの色が目立ちますか?」という答えには「背景によって変わりますが、基本的には白です」とお答えしています。あなたは理由も説明されずに「白色が目立ちます」と言われて納得できますか?もし、納得できたらとても素直な良い人です。(笑) それでは、他社のぼり旗イメージ(左側:赤)の方が目立つと思っている73.4%の方へデザイナーの目線から少し説明したいと思います。 まず、20代、30代、40代、50代、60代以上の5カテゴリー男女それぞれ100人、合計1,000人にアンケートをとりました。アンケートは合計3つです。A、Bのどちらかを選ぶだけです。 まず1つめのアンケートです。 グレーの空間に置かれたのぼり旗。どちらが目立つでしょうか? 1,000人のアンケート結果は… ↓   ↓   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ A(赤いのぼり旗)が目立つと答えたのは67.2% B(白いのぼり旗)が目立つと答えたのは32.8% でした。 あなたはどちらを選びましたか?2012年に行ったアンケート(白い背景の中に配置されたデザイン)では73.4%が赤いのぼり旗、26.6%が白いのぼり旗を選ばれました。それに比べると差は縮まっています。とはいえ、多くの方はA(赤いのぼり旗)を選んでいますね。 次に2つめのアンケートです。 街中に置かれたのぼり旗の写真。どちらが目立つでしょうか? 1,000人のアンケート結果は… ↓   ↓   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ A(赤いのぼり旗)が目立つと答えたのは41.1% B(白いのぼり旗)が目立つと答えたのは58.9% でした。 あなたはどちらを選びましたか?なんと、B(白いのぼり旗)が逆転しましたね。何が原因でB(白いのぼり旗)​を選んだ方が増えたのでしょうか。 それでは最後のアンケートです。 街中に置かれたのぼり旗のモノクロ写真。どちらが目立つでしょうか? 1,000人のアンケート結果は… ↓   ↓   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ A(赤いのぼり旗)が目立つと答えたのは5.3% B(白いのぼり旗)が目立つと答えたのは94.7% でした。 圧倒的な差ですね。 あなたはどちらを選びましたか?ほとんどの方が、B(白いのぼり旗)を選んだと思います。「モノクロ写真にしたんだから当たり前だろ!」という声が聞こえてきそうですね。そうなんです。当たり前なんです。(笑) 少々、専門的な話しになりますがお付き合いください。色彩を色の三属性(色相、明度、彩度)によって表現するマンセル・カラー・システムという体系があります。 【色相:しきそう】は赤、黄、緑、青、紫といった単なる色の違い。 【明度:めいど】は色の明るさ。 【彩度:さいど】は色の鮮やかさ。 ではその3つ(色相、明度、彩度)のうち、どれを真っ先に脳が認識するかということが大事になってきます。真っ先に「バーン」と脳が認識するのは【明度差】なんです。明るいか暗いかを認識します。 その次が【色相差】、【彩度差】の順になります。この明るいか暗いかを現したのが「モノクロ写真」なんです。 2つめのアンケート(街中のカラー写真)で、A(赤いのぼり旗)が目立つと答えた41.1%の方の多くは瞬間的には、B(白いのぼり旗)が目立つと脳が判断したにも関わらず、【明度差】の次に認識する【色相差】に惑わされて、A(赤いのぼり旗)が目立つと答えた(と推察される)のです。少し難しく説明しましたが、カンタンにいうと周りの背景(の明度)によって目立ち方は変わるのです。 のぼり旗単体の色だけでは決まらないのです。その周辺の明度差や色味を考慮して選ぶことが大切になります。逆にのぼり旗を立てようとする場所が非常に明るい印象のところなら、真っ黒な旗が目立つということもありえます。 例えば、スキー場のゲレンデ(雪景色の白い背景)にのぼり旗を立てるなら明度の低い(暗い)色を選べば良いのです。つまり、スキー場のゲレンデなら、A(赤いのぼり旗)が目立つのです。(入りたいかは別にして) あなたのお店の周りはどんな景色ですか?モノクロ写真にしたら、暗いですか、それとも白っぽい感じですか。多くの方はどちらかというと「暗い感じかな」とおっしゃいます。でしたら明度差の関係で「白いのぼり旗が映(は)えます」とお答えします。 ただ人間の脳は極めて高度なので目立つかどうかだけに気を取られると足をすくわれます。もう、そのへんは「センス」という便利な言葉で片付ける方がよいのかもしれません。 デザインのぼりショップの販売ホームページはこちら

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デザインのぼりショップをこれからご利用になろうとしている方へ、当店でご注文をいただいてから商品が到着するまでの流れをまとめました。ご注文をする際にご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。 【商品を選ぶ】 デザインのぼりショップで会員登録いただいた方はもれなく5%off(一部商品を除く)でお買い求めいただけます。 新規会員登録はコチラ※会員登録をしなくてもご購入いただけます。 当店でよくご注文いただくカテゴリトップ10(2014年4月現在) パン・カフェ のぼり旗 定食・ランチ のぼり旗 催事・イベント のぼり旗 セール・売り出し のぼり旗 お茶 のぼり旗 不動産関係 のぼり旗 ラーメン のぼり旗 和・洋菓子 のぼり旗 【副資材】のぼり用 ポール・注水式タンク お祭り・屋台軽食 のぼり旗 もっと詳しくカテゴリをご覧になりたい方はデザインのぼりショップのトップページへ。 【お届け】 ご注文確認から7営業日で商品を発送いたします。ご注文をいただいてから印刷手配を進める完全受注生産で一枚一枚真心を込めて制作しております。また、配達のご希望日・時間帯をご注文時にご指定いだけます。 詳しくはこちら:配送方法・送料について 当店の最大の“弱点”は納期までにお時間がかかってしまうことです。当店は在庫を抱えていません。すべてののぼり旗が受注後に印刷・縫製されます。縫製が四方三巻縫製と一つ工程が多いこともあり、「既製デザイン」で受注完了後6〜7営業日以内に横浜市から発送しています。また、「文字変更デザイン」、「フルオーダーデザイン」は受付順で制作しています。混み具合で異なりますが、通常2〜5営業日以内でデザイン案をご提出しています。修正がある場合も同様に日数をいただいています。デザイン案が決定後、印刷・縫製を行い、6〜7営業日以内に横浜市から発送しています。イベントなど、納期がある場合はご注意ください。(デザインのぼりショップ 集客が127.3%になった10の理由より) デザインのぼりショップ公式ブログ:注文してから7日で出荷。 【お支払い】 お支払い方法は4つの中からお選びいただけます。 詳しくははこちら:お支払い方法について 代金引換(手数料代金324円別途):商品配達時にお支払いいただけるため、納品までの日数が短く便利です。 銀行振込(前入金):ご入金いただいてからの印刷手配になります。 クレジットカード決済:ご注文確認後すぐの印刷手配のため、納品までの日数が短く便利です。下記のカードがご利用いただけます。 ※業務用についてはカード決済をご利用になれません。 ※お支払いにかかる手数料はお客さまにご負担いただいております。  【60日間返金保証】 最大10枚までの返金保証をいたします。納品日から60日以内に「お客さんが減る一方だ」あるいは「元が取れそうにない」などご不満の理由をお電話ください。使用済みののぼり旗を当店へご返却いただければ全額返金いたします。 詳しくははこちら:集客が127.3%になった10の理由 対象条件:同じ絵柄のデザインのぼり旗を3枚以上ご利用いただいているお客さまに限ります。(キャンペーン等は予告なく変更することがあります) 初めて利用するから不安…というお客様でも安心できるように今後もサービスを充実させてまいりますのでよろしくお願いします。 (デザインのぼりショップのオンラインストアへ)

【ポールのこだわり 1/3 かんざし編】

デザインのぼりショップで扱っているポールは当店で販売するために、特別な仕様になっています。今日はそのこだわりについて3つの記事に分けてお話します。 【安全なかんざし】 まず安全面についてのこだわりです。旗の上辺を支えるためにポールの先端から横に伸びた棒(通称:かんざし)に、デザインのぼりショップのこだわりがあります。当店で扱っている別注ポール(POL101、POL102)はこの横棒の余った部分が飛び出さない作りになっており大変安全です。当店で扱っている旗は60cm幅(レギュラーサイズ)と48cm幅(スリムショートサイズ)の2種類だけなので、製品の幅に合わせてポールをご用意しております。 他社で販売されているポールは、ご使用になる旗の幅に合わせてお客さまが長さを調整する必要があります。街中にあるのぼり旗を見ていると、余った横棒を旗の反対側へ飛び出したままご使用になるお客さまを多く拝見します。しかし、棒が飛び出したままご使用になると、お店の前を通る歩行者の方や自転車・バイクに乗っている方にぶつかり怪我を負わせてしまう恐れがあり大変危険です。 当店で販売している別注ポールは、すべての横棒の長さを商品ごとに揃えているため、旗の反対側に飛び出しません。横棒が旗の反対側に飛び出すことで起こりうる危険を伴はないのでオススメしております。 のぼり旗を立てるとき、さりげなくいまお使いのものをチェックしてみてください! 商品はコチラ 【ポールのこだわり 2/3 キャップ編】 【ポールのこだわり 3/3 検品編】 (デザインのぼりショップのオンラインストアへ)

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