3.反応をテスト、テスト、テスト

人間というのは基本的に「自分の考えがいつも正しい」と考えているんだと思います。サッカー中継を見ていても「これじゃあ、ダメだよ。自分が監督だったらこうするのになぁ」など…。 多くの人(特に男性)が、そういう類いの議論がけっこう好きです。結果論なら誰でも言えるんですけどね。 経済学者の株価の推移予想もとてもあたっているとは言えないのと同じでこと広告に関してもプロのデザイナーもコピーライターも業界の常識をわきまえてる人ほどダメです。かなり成果出せていません。 それはなぜか。根拠がない業界内の常識にしばられたモノ作りをしがちだからです。 ハッキリ言うと「勘」だとか「センス」を過信しているからなんです。 先ほど、結果論なら誰でも言えると言いました。 そうなんです。結果論は常に正しいんです。 広告に関しても大きなお金が動く際は必ずと言っていいほどリサーチをします。 つまり自分たちで考えるよりも実際にテストをするんです。 私たちも【テスト】【テスト】【テスト】だと思っています。 そのテストを繰り返した経験に基づく直感は結構スゴいです。 実際にお客さまに意見を伺うことほど確実なことはありません。 その意見をもとに改善を積み重ねたお店、組織は本当に強いです。 商売を繁盛させるためにまずはカンタンなアンケートから挑戦してみてはいかがでしょうか。

2.デザイナーを使うことが初めての方に

グラフィックデザイナーと仕事をしたことがある人はそんなに多くないかもしれません。 その理由のひとつに独自の先入観念があるからかもしれません。 例えば「訳のわからないカタカナ英語ばかり使う」とか あなたの意図を汲まず「趣味の世界をばかりを押し付ける」とか…。 「そもそもちゃんとしたデザイン事務所は値段が折り合わないだろう」とか。 けっこう当たってます(笑) ただ、それは2流のデザイナーに多いんですね。(失礼ないい方ですが) そしてその逆で、なんでも言いなりになりすぎる、 また制作能力が乏しい3流のデザイナーもこの業界には多いのです。 それからお金の問題とのぼり旗だけの受注は極めて高い壁だと言えます。 のぼり旗に限らず、どんな仕事でも共通しているのですが 経験を積んでくると打ち合わせの段階ですでに「これはいい仕事が出来そうだ」 ということが勘でわかってきます。 ともあれ私が仕事上で最高の成果を出せた(自己評価ですが)ときに 以下のような共通点がありました。 1.目的がハッキリしている人 ──これを売りたい、こういう風に思われたいが明確。 2.誰に訴えたいかビジョンがハッキリしている人 ──20〜30代のOLに伝えたいなど対象が明確、具体的。 3.情報を惜しみなく提供出来る人 ──掲示場所が国道沿いか街中か。 店の外観写真やホームページのURLを送るなど。 4.こだわりが強すぎない人 ──細部にわたり自分の手足としてデザイナーを使ってしまう人は不向きです。 これは結果、素人が制作したものと同じになっていくのでデザインのレベルが上がらないです。(辛辣ですが事実です) 最初から人を使わない方がお互いに幸せです。 5.決裁権を持っている人、もしくは直通な人 ──これはかなり重要な項目です。大きな会社ほど“伝言ゲーム”によって表現がブレてしまいます。 ただし、たとえビジョンが明確でなくても親切なデザイナーならお客さまが意識してない 方向性をも具体的に抽き出していくので心配する必要はありません。 とにかくテストしてみようという感じで、ちょっとだけ情報を与えて気軽に任せた方が 評判がいいものになることが多いです。 それからオーダーはしないで既製品のデザインから選ぶ方がテストとしては適当だと思います。 何よりお客さまにとって割安ですから。 デザイナーの仕事歴一覧はこちら

1.まえがき

代表取締役の井口正文です。(長文失礼します) みなさまに自己紹介もかねて“まえがき”を書いていこうと思います。 グラフィックデザイナーを志して新潟から 上京したのは1988年のことでした。 右も左も地下鉄の乗り換えもわからないまま過酷な浪人生活を経て 多摩美術大学のグラフィックデザイン科に通うことになりました。 もともとは「かっこいいデザインをして、いい男になりたい」 みたいな漠然とした上昇志向と、価値ある仕事をしたいという 「志(こころざし)」みたいなものが渾然一体となって 興味のあることに首を突っ込んできました。 大学を卒業して運良く、雑誌や書籍のデザインでは かなり名の通った会社に高倍率を運だけで勝ち抜き、 拾ってもらいました。 (君は学科も実技もボロボロだったんだよと後日、社長に 言われた時は本当に自分は、運だけだなと思いました) そこでマガジンハウス、日経BP社、電通総研、旧建設省などなど 硬軟織り交ぜた仕事を担当することができ、 とてもいい経験となりました。 そして入社から5年後に勢いで独立することになります。 当時30才ーー。 前の会社からお仕事をいただきつつも、 紹介でも仕事に恵まれ、生意気ざかりの30才が 日本最大級の発行部数を誇るクライアントに ほとんど捨て身でデザイン改革を提案していきました。 (今は丸くなりました。体型も) ふり返ると汗顔の至りそのものですね。 今でも仕事先の方々や読者のみなさまに感謝の念は尽きません。 人に恵まれ、仕事にも恵まれ独立から 売上も平均30%成長を13年期連続で達成しました。 正直なところ経済的には恵まれていた方だと思います。 しかし2年前に意図的に赤字に転落させ(2013.9月現在) 必要な準備の後にのぼり旗の事業に大きく舵を切ったのです。 のぼり旗の事業者は星の数ほどあるでしょうが デザインに特化した事業者は、 まだほとんど見当たらないと思います。 今まではほとんど大手企業さまや 大手出版社さまに対して仕事をしてきました。 基本的に新たな大手企業さまの仕事はお受けしておりません。 今では、ほとんどのお客さまが小規模の事業者さまとなっています。 否、あえてそうしたのです。 通常は逆なんだとは思います。 しかし20年ほど続いたデフレを脱却しつつある今は ビジネスの仕組みをはじめ価値観すらも大きな転換点を迎えています。 小さなことが必ずしもリスクではなく 成長への可能性を含んだワクワクする仕事だと思っています。 試しにプロに任せてみようかという器の大きな方と 仕事をするのが楽しみです。 いままでもそうでしたが クライアントが栄える様子を知ること、 感謝されることが最大の喜びです。 あなたに具体的な利益を出すための仕事をしたいと思います。 商売繁盛のパートナーとして たかが “のぼり” されど “のぼり” との気概を持って 進んでいきたいと思います。 そして事業転換のもうひとつの理由 “雇用創出”に関しては何年か後に詳述できる時を 待ちたいと思います。

ビバオーレさまよりお写真をいただきました。

『VIVA!OLE!(ビバオーレ)』さまより メッセージとお写真をいただきました。ありがとうございます。 デザインのぼりショップ 店長 井口様 大変お世話になっております。 相模原市中央区横山台『VIVA!OLE!(ビバオーレ)』と申します。 この度は貴重なのぼり旗を早々にご用意して頂き、誠にありがとうございました。 御社ののぼりを立てて以来、店頭が一段と華やかになりお客様からの評判も大変よく、 お陰さまでビールの売り上げも伸ばすことが出来ました。 店の雰囲気と合わせて見ても、とても良い買い物が出来たと実感しております。 以前より色々なのぼりを探してはいたのですが、なかなかイメージに合うものがなく、 店のオープンから数カ月がたってしまい、夏に向けて本格的に探したところ、御社の商品を見つけることが出来ました。 そして御社の素早いご対応に、とても感謝していた次第です。 本当にありがとうございました。 今後、駐車場を確保できるようになりましたら、そちらに立てる店名入りののぼりの作成も考えております。 時期が来ましたら色々と相談させて頂くかもしれませんので、その時は宜しくお願い致します。 取り急ぎ感謝のご連絡と、納品後のご報告のメールでした。 重ねまして、心より御礼申し上げます。 今後とも宜しくお願い致します。 VIVA!OLE!(ビバオーレ) VIVA!OLE!(ビバオーレ)さまのホームページ(ブログ)はコチラ

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