23.オレイケメン、外車もってます、年収1000万!では嫌われる。

2018年04月3日

あなたのお店をアピールするときに心がけてほしいこととしてあげたいのが『嫌われたら終わり』ということです。恋愛にしろ、会社の後輩への指導にしろ、なんにしろ『嫌われたら終わり』です。

言ってる意味はわかりますよね。たとえ言ってることが正しくてもダメです。人間は感情の動物だから、好きな人にアドバイスされれば聞こうと思うけど嫌いな人、イヤな人に言われてもまったく刺さらない。笑 会社ならまだ上下関係があるから一応は「わかりました」くらいは言ってくれるかもしれないけどお店とお客さんの関係は別。

お店を選ぶ権利はお客さんが100%握っています。たいがいの人は自慢をする人を嫌いです。『オレ、かっこいいだろ?オレの車はポルシェなんだぜ。年収も1,000万は下らないぜ!」なーんて言う人を好きにはなりません。なぜなら大したことがない人ほど自慢をします。そうしないとちっぽけなプライドを守れないからです。そういったことは中学生の時に、いや小学生の時に、学ぶべきことなのです。

しかしながら、看板やチラシ、ひいてはのぼり旗の文言においてもこの『自慢』をやってしまっている人がなんと多いことか…。たとえば、『激ウマ!』『チョー旨い!』と言うような根拠の乏しい自画自賛は徹底的に嫌われています。

実は私たちはインターネット500件に(男女比約6:4/調査範囲全国)『どんなお店に入りたくないですか?』という質問を投げかけたことがあります。

1位:すり切れたり、色あせしたもの 86.0%
2位:バラバラの図柄で複数立てる 81.2%
についで『「激うま!」など根拠のない自賛』が
3位にランクされました。悪い意味で。(ちなみに71.6%も

つまり『オレ、かっこいいだろ?オレの車はポルシェなんだぜ。年収も1,000万は下らないぜ!」的な自賛は71.6%もの人に『こんな店には入りたくない』認定をされてしまっています。

では、どんなメッセージを発信するべきかというと、『うまい!!』という抽象的なものよりも『○○県産のだし醤油を使用』みたいな事実をただ述べるというコピーが反応が高かったのです。

『自慢はダメ、事実はよい』

と覚えておけば、反応の良いコピーを書くことができるでしょう。