5月に飲食店が繁盛店になる秘訣!「母の日」を活用して売上アップへ

ゴールデンウィークが終わると、すぐに母の日がやってきます。5月の第2日曜日です。 そんな「母の日」の贈り物と言えば、カーネーションなどのお花ですよね。 実は「母の日」の関連市場は、1,170億円にものぼります。一方で、「父の日」市場はその半分(580億円)であるとのこと。(2018年度推計、2018年6月10日付、出展:日経MJ記事)。 ということは、多くの人が「母の日」に何らかの支払い(プレゼントや食事など)をしていることが伺えます。つまりそれだけ、「母の日」が何かを購入するきっかけにもなっているのです。 そこで今回は、飲食店が「母の日」を活用して売上アップを図る方法をご紹介します。   ?意外な盲点?!「母の日」に本当に喜ばれるものとは? ?「母の日」限定プランを活用!   まず母親が本当に欲しいものを理解した上で、「飲食店」がどう活用できるのか?を考えていくことが、ポイントになります。   ?意外な盲点?!「母の日」に本当に喜ばれるものとは? マクロミルが、20〜60代の男女1,000人に実施した「母の日調査」があります。 このレポートによると、今年の母の日に、母親や義母に対して何をしたいか尋ねてみたところ、1位は「プレゼントを贈りたい」57%がダントツでした。また、男性よりも女性の方が全年代でスコアが高いことがわかりました。 特に高かったのは女性の20代(76%)と30代(79%)で、この層が母の日ギフトのメイン購入者層であると言えそうです。また2位は「感謝の言葉を伝えたい」26%、3位に「食事会をしたい」19%が続いています。 次に、「母親が本当に欲しいもの」を調査した結果、最多は「感謝の気持ちだけで充分、物はいらない」で48%でした。母親の半数近くは、そもそも物のプレゼントを積極的に欲しいとは考えておらず、感謝の気持ちがあればそれで充分と考えていることが分かります。続いて欲しい物としては1位「花」24%、2位「お菓子・スイーツ」21%となっていました。 つまり、「花」や「お菓子」が挙がるものの、最多は「感謝の気持ちだけで充分」という結果なのです。 合わせて、こちらの調査結果をご覧ください。 【「母親が母の日に子供にされて感動したこと」】 以下は、「自由回答欄」からの抜粋です。 ・遠くに住む息子とそこから離れた所に住む娘が同じカードにメッセージを書いてくれたこと。大変だったと思う。(60歳) ・ワインが好きな私のために、高級なワイングラスとワインをプレゼントされたことがあり、すごく嬉しかった。(62歳) ・お母さんが少しでも楽できるようにと食材と鍋のスープを送ってくれました。自分が結婚して毎日の食事を作る大変さが分かったと言われました。プレゼントはもちろんですが、やはり言葉は嬉しいです。ちなみに本当はスイーツの方がいいのですが言えません(笑)。(65歳) 年に1回、母親に感謝の気持ちを伝える日である「母の日」。6割弱の人がプレゼントを贈りたいと考えているなか、「毎年同じになってしまう」と頭を悩ませる人もいるようです。 一方、母親側に聞いてみると物のプレゼントにはこだわっておらず、「気持ちだけで充分」と回答する人が半数弱いました。何をするかよりも、母の日のために色々考えてくれた気持ち自体が、母親への最大のプレゼントになるのかもしれません。(2019年マクロミル調べ)   ?「母の日」限定プランを活用! 「母の日」で本当に喜ばれるのは「感謝の気持ち」なのです。 さらに、「楽天リサーチの2018年調査」でも、母の日にもらいたいプレゼントは、「母への感謝の言葉」が30.1%と最も高く、次いで「フラワーギフト」(27.3%)、「食事」(24.5%)という結果が出ています。 また、花のプレゼントをもらう母親が多い一方で、内心では「一緒に過ごす時間」を望んでいる母親が多いという結果となっているのです。 ここで、「母の日」に本当に欲しいものから、「母親が喜ぶ方程式」を作るとすると… 「母への感謝の言葉」×「一緒に過ごす時間(食事)」+「フラワーギフト」 となります。 つまり、「母への感謝の言葉」と「一緒に過ごす時間(食事)」はとても相性がよく、母親に喜んでもらえるものになるのです。では、こういった場を、飲食店が演出するには、どのようなことができるでしょうか? たとえば、「母の日」用のメニューを用意します。そのメニューを予約してくださった方に思わず「わぁ、嬉しい!」と思っていただける特典を用意します。 「母の日」記念に写真を撮る デザートプレートに「お母さん、ありがとう」とメッセージを添える メッセージカードやカーネーションを用意する など。 このように「母への感謝の言葉」を伝えやすくして、「一緒に過ごす時間(食事)」を提供します。 お客様は、普段は照れくさくて、なかなか「感謝の気持ち」を直接伝えられていなかったとしても、こういったプランがあれば、「ありがとう」を伝えやすくなります。 また、こういったことであれば、それほどコストをかけずに、「ありがとうを伝える場」を演出することができますね。 また「母の日」に好印象づけることができれば、それは、「誕生日」や「クリスマス」など、他のイベントごとにも「選ばれるお店」になることができます。 「母の日」をぜひ上手く活用してみてください。 ほかにも、飲食店の売上アップに役立つノウハウや成功事例などを、こちらから無料でお届けしています!

GW直前!飲食店ですぐに売上アップにつながる仕掛けとは?

    2019年のゴールデンウィークは4月27日〜5月6日までと10連休となりますね。また、元号が平成から令和に変わる時期ということもあり、各地で様々なイベントが開催されています。「食」をテーマにした「グルメフェス」も人気で、注目が集まっています。 ゴールデンウィーク中に人が集まる観光地の近くなどの飲食店では、多くの集客を見込んでいます。一方で、オフィス街などの飲食店では、大型連休で普段より人が少なくなる分、対策を考える必要があります。 そこで今回は、飲食店が取り組みやすく、すぐに売上アップにつながる仕掛け(方法)をご紹介します。 ?GW中は「外食する」が7割! ?GW限定イベント ?GW限定メニュー ゴールデンウィークは、「いつもの休日」とは異なり、家族で出かけたり、「こどもの日」もあってお祝いをしたりしますね。   ?GW中は「外食する」が7割! 株式会社ぐるなびが、20〜60代の会員1,000人に実施した「2019年ゴールデンウィークに関する調査レポート」があります。 このレポートによると、今年のゴールデンウィークは何日休めそうですか?」という質問53.3%が「10日」と回答していました。また、2人に1人が10連休を取得予定であることがわかりました。さらに、31.9%が例年より外出機会が増えそうだと回答しています。外出を楽しみにしている様子がうかがえます。 合わせて、こちらの調査結果をご覧ください。 【「2019年ゴールデンウィーク」に関するアンケート】 ?・ゴールデンウィーク中の食事、「外食する」が70.9%、「お惣菜・お弁当などが増える」は24.8%? 2019年はゴールデンウィークが10連休となるため、食事の仕方も普段と変わることが予測されます。そこで、2019年のゴールデンウィークの食事傾向はどのようになると思うか聞きました。「分からない」と回答した人を除く436名で見ると、「外食をする」と予想している人が70.9%、「お惣菜・弁当などが増える」と回答した人は24.8%となりました。 背景には、外出・レジャーなどで普段と行動パターンが変わることや、外食すること自体をゴールデンウィークの楽しみとしていることなどが考えられます。また、外食することで家事の負荷の軽減しようという思いや、長い休み期間のメニューのマンネリ化などを防ぎたいという思いもあるしれません。 (2019年ドゥ・ハウス調べ) ゴールデンウィークは「外出したい」という想いがあり、実に7割以上が「外食をする」を選んでいます。飲食店にとっては、このニーズをうまく売上アップにつなげていきたいところですね。   ?GW限定イベント   そんなゴールデンウィークで、取り組みやすいのが「イベント」です。特に今年は元号が「令和」へと変わります。また「子どもの日」も含まれていますね。そこで、下記のようなイベントはいかがでしょうか?   ?新元号「令和」決定記念イベント たとえば「餃子の王将」を運営する株式会社王将フードサービスでは、2019年5月1日(水・祝)より、新元号「令和」元年が始まることを記念し、同日より生ビール(中)を100円引きで販売するキャンペーンを開催するとのことです。 このように「令和」を記念して割引を行う方法もありますし、お名前に「令」や「和」がある人には、デザート無料!などもいいですね。 ?子どもの日に特別なイベント →ゴールデンウィークに「子どもの日」もあるため、お子さまやそのご家族に喜んでいただけるイベントもいいですね。たとえば、「子どもの日」のお祝いに、ご家族で集合写真を撮影する、というのも喜ばれそうです。また、ゴールデンウィーク限定で子どもにお菓子や次回使えるクーポンのプレゼントを行うというのも。この時のお菓子は、アメなど比較的安価なお菓子もOKです。 またクーポンの場合は、「次にお店に来てもらえたら、〇〇ちゃんには、デザートをプレゼントするね!」と、子どもに直接渡しながら、声をかけます。子ども向けで大切なのは、子どもに「また行きたい!」と思ってもらうことです。 たとえば「あのお店に行けば、おみやげにお菓子がもらえる!」と、お子さまに覚えてもらえれば、お子さまはあなたのお店を選ぶようになります。それがひいては、ご家族での利用につながるのです。   ?GW限定メニュー ゴールデンウィークは、親しい友人や家族で出かけることも多くなるでしょう。その場合に、「ゴールデンウィーク限定メニュー」「こどもの日限定メニュー」など、「いましか食べられない」というメニューを作るのもオススメです。 また、2019年だからこそできることとして、「新元号記念メニュー」として打ち出すのもいいですね。 このような「限定メニュー」を展開することは、3つのメリットがあります。それは、こちらです。 (1)価格を上げやすい →ゴールデンウィーク限定メニューとなるため、まず「特別感」を演出しやすくなります。その結果、単価を上げやすくなるのです。 (2)運営がしやすくなる →ゴールデンウィーク限定メニューでは、「限定メニュー」が出やすくなります。理由は「いましか食べられない、ここでしか食べられない」という意識が働くからです。また、「ワンプレート化」をしたり「限定メニュー」に絞り込んで展開したりすると、品数が減るため運営しやすくなることが挙げられます。 (3)回転率が上がりやすい 運営がしやすくなると、お料理やドリンクの提供時間も短くなりますね。それによって回転率が上がります。売上はこのように作られていますので、(売上=客単価×客数×回転率=売上)単価や回転率があがれば売上アップにもつながるのです。   ゴールデンウィークなどの大型連休こそ、売上アップにつながる工夫をしていきたいですね。 ほかにも、飲食店の売上アップに役立つノウハウや成功事例などを、こちらから無料でお届けしています!

会社の飲み会で「お店選び失敗!」と思われないために押さえておきたい3つのこと

打ち上げや忘年会、新年会、歓送迎会など、「会社の飲み会(宴会)」は日々いろいろなお店で、行われています。   「会社の飲み会で、幹事を任された」という人も多くいるでしょう。そんな幹事の仕事は、日程や予算、参加者の調整など様々です。その中で、最も重要かつ、頭を悩ませるのが「お店選び」。このお店選びの際に、選ばれるお店になっていきたいところです。   ?衝撃!「『お店選び』を失敗しているな」と思った経験は、なんと●割越え! ?「選んで良かった!」と思われるために ?「宴会幹事代行」というサービス   「お店選び」は、宴会の成功・失敗を左右するだけではありません。「会社の飲み会(宴会)」であるがゆえに、今後の仕事にも影響を与えかねない、とても重要なものです。ここでは、宴会での声をもとに、飲食店の方が気をつけるべきポイントをご紹介します。     ?衝撃!「『お店選び』を失敗しているな」と思った経験は、なんと7割越え!   こちらのアンケート結果をご覧ください。   【会社の飲み会で「お店選び」を失敗していると思うこと】 Q.会社の飲み会で「お店選びを失敗しているな……」と思った経験はありますか? ある 73.2% ない 26.8%   Q.「お店選びを失敗しているな……」と思った理由を教えてください(自由回答) <料理が微妙> ・「安さで選んだら、料理がおいしくなかった」(34歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連) ・「ごはんがお菓子みたいなのばかり出てくる」(26歳女性/広告・出版・印刷/その他・専業主婦等) <狭すぎる> ・「参加人数に対して狭すぎる」(58歳男性/ビル管理・メンテナンス/事務・企画・経営関連) ・「個室がすごく狭くて、席移動やお手洗いに行くのもいちいち声をかけていかなければいけない飲み屋」(37歳女性/不動産/事務・企画・経営関連) <お店が騒がしい> ・「店がうるさ過ぎて落ち着いて会話ができない」(55歳男性/重電・産業用電気機器/その他技術職) ・「歓送迎会なのに、個室でもなく仕切りもないオープンスペースで、他人がわいわいガヤガヤやっている中で行われたときは、何をやっているのかよく分からなかった」(59歳男性/通信関連/IT関連技術職) <接客がイマイチ> ・「店員のマナーがなってない」(35歳男性/インターネット関連/営業関連) ・「お店が混みすぎでスタッフの対応が間に合っていない」(43歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/技能工・運輸・設備関連) <料金が高い> ・「参加者が皆、リーズナブルなお店を希望しているのに、結構リッチなお店が選ばれたとき」(39歳男性/教育/公共サービス関連) ・「やはり料金が高い店。おいしくなければ尚更。一番多く支払うのは上司なので後で反感をかってしまう。仕事に対してのイメージも悪くなる」(48歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/営業関連) <参加者への配慮に欠けている> ・「喫煙者が多いのに、禁煙のお店を選ぶ。鶏肉が食べられない上席者がいるのに、焼鳥屋を選ぶ」(36歳女性/ソフトウェア・情報処理/事務・企画・経営関連) ・「年配の人がいるのに若者向きの店にしたとき」(55歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職) (2017年マイナビニュース調べ)     ?「選んで良かった!」と思われるために   「会社の飲み会(宴会)」における「お店選び」での失敗として、「失敗している」と特に多かったは「料理」に関するもの。「料理がおいしくない」「品数が少ない」といった不満の声が寄せられています。 ホームページの掲載写真と実際の料理が異なる、大手ポータルサイトの評価を鵜呑みにして失敗…ということもあったようです。 また、「席が狭すぎる」という失敗談も多く挙げられています。たとえば「仕切りがなく他の客が近い」「あちこちに席が分かれていた」「個室と思ったらスダレの仕切りだった」といった意見が寄せられていました。料理同様に、ホームページの掲載写真と実際のお店の様子が全く異なっていた、ということもあるようです。 つまり、「本当にふさわしいお店」かどうかは、ポータルサイトやホームページを見ただけでは、判断するのが難しいことが多いのです。 会社の日常業務で忙しい中での、「幹事」としての仕事。やはり手間はかかりますよね。 たとえばお店も、候補となったすべてのお店に下見ができればよいですが、そんなわけにもいきません。 だからこそ、「ホームページの掲載内容」と「実際のお店の様子」は、そのイメージを一致させておく必要があります。 たとえば、ホームページではシックで落ち着いた雰囲気のお店が、実際は明るくて賑やかであったとしたら。 お客様がホームページを見て来店された場合、「イメージが違う」ということになりかねません。そうすると、「シックで落ち着いた雰囲気に惹かれて予約したのに」という不満に、つながってしまうこともあるのです。 お客様は、飲食店が発信したことに反応して来店されます。ですから、「これは当店の特徴」「一押し!」というところは、ホームページなどにも分かりやすく打ち出しておくと良いですね。 そしてこれは、店外集客に役立つ「のぼり」も同様です。「デザインのぼり」でお店の中の様子が想像できるように、そのイメージが一致するように、選んでください。 さらに最近では、下記のようなサービスも出てきています。     ?「宴会幹事代行」というサービス   「【無料】宴会幹事代行サービスLeretto (リリット)」 これは「お店選びが難しい」「忙しくて、下見に行けない・電話予約ができない」「案内メールを考えるのが手間」そんなときの、宴会幹事さんにとっての救世主となっています。   このような特徴があります。 ————— ・“絶対に外さない”お店のご提案 飲み会のプロである総合商社マンから、口コミを元にお店の情報を収集。一次会・二次会で本当に使える、最適なお店を紹介。 ・“下見、電話予約”の代行 店舗(座席)の下見を代行。店舗の動画撮影、画像の共有も対応。店舗のご予約、変更、キャンセルもお任せを。 ・“メール配信”がスムーズに 歓送迎会や打上げ、忘年会など、様々なシーンで使えるメールテンプレート(20種類以上)を用意。 ここでも、一番ポイントになっているのが、やはり「お店選び」です。 ですからまず、お店の特徴を分かりやすく打ち出し、お客様の要望に合うお店であること。そのうえで、お客様の期待に応えられるようにしていくことが、とても重要なのです。 お客様に、「ここで宴会してよかった!」と思ってもらえるような準備をしていきたいですね。 ほかにも、飲食店の売上アップに役立つノウハウや成功事例などを、こちらから無料でお届けしています!

繁盛する居酒屋に!お花見シーズンに稼ぐ2つの秘訣

?飲食店だからできるお花見対策 ?「お花見客」への宣伝で売上アップ   ?飲食店だからできるお花見対策 いつの時代も、「桜」は何か特別で、そんな桜を愛でる「お花見」は、会社の仲間と、家族と、友人と、集まって笑顔になれる、最高の場所ですね。 そう、「桜」に人は引き寄せられ、集まってきます。この、期間限定の集客チャンスを、私たち飲食店が見逃すのはもったいないです。 【花見に関する調査:花見の飲食は「ビール類」と「お弁当」がトップ】 花見の席でよく飲むもの、食べるものについて聞きました。 ・飲み物 「ビール類(発泡酒も含む)(47.3%)」「ソフトドリンク(41.9%)」、「チューハイ(24.1%)」 ・食べ物 「お弁当(33.1%)」、「おつまみ(乾物)(32.8%)」、「揚げ物(29.9%)」 また、花見の際の飲食物を手配する方法について聞いたところ、6割以上が「百貨店・スーパー・コンビニ・ファストフード店等で当日買い出し(60.5%)」となり、「自分で手作りする(35.0%)」、「お花見会場の露店で購入(28.2%)」が、それに続く結果となりました。 つまり、6割以上の花見客の方は、何らかの飲食物を「事前に買い出し」をしている、というわけなのです。 そこで今回、「お花見シーズンに飲食店が仕掛けられる企画」という視点で見ていきましょう。   この絶好の集客機会である「お花見」を、「百貨店やスーパー、コンビニの独壇場だ」とするのは、本当にもったいないです。飲食店としても、期間限定のこの機会を、チャンスに変えていきましょう。   まず、お店周辺の「お花見スポット」をチェックしておきましょう。 もし、あなたのお店が「お花見スポット」の場合。店内で提供するメニューを「お花見メニュー」とか「店内から夜桜が楽しめます」などとすると、特別感が出るので良いですね。   では、「お花見スポット」が、お店から離れている場合。「離れているから何もできない」と嘆く必要はありません。理由は、店外でも美味しく食べていただけるメニューを、提供すれば良いからです。   では、このような場合、どのようなお料理が好まれそうですか? 「手でパッと食べやすいもの」「冷めても美味しいもの」「取り分けしやすいもの」など。 「外で桜を見ながら食べる」ということを考えると、色々と出てきますね。   そこで、予約制の「お花見パーティセット」や「お花見おつまみセット」などを用意して、期間限定で販売してみましょう。理由は、前述の調査結果のように、お花見会場からは離れていても、お花見へ向かう道中で、食べ物を買うお客様は多いからです。 たとえば、会社でお花見をする場合を考えてみましょう。お花見の幹事になった方ならお分かりだと思いますが、やはり、なかなか大変です。 まずビニールシートでのお花見場所の確保にはじまり、冷えたビールやドリンク、コップ、お箸、おしぼり、ゴミ袋などなど、多くの用意が必要になります。 ここで毎回、頭を悩ませるのがメインのお料理です。会社でのお花見の場合、予算がある場合が多いので、選択肢はあります。ですが、多くの人数が集まる場合、安くてある程度量があるものが望ましいと考えられがちです。そこでたとえば、ポテトだけ、焼き鳥だけのまとめ買いで良いかというと…。それではやはり「こんなものか」と思われることも多く、幹事としての株が上がらないのも事実なのです。   そこで、このお花見の幹事さんの救世主になるのが飲食店です! たとえば、普段から会社の仲間と数人で飲みに来られる常連のお客様に向けて、店内外で「お花見セット承ります」とアピールします。店外であれば、のぼりで「お花見弁当ご予約承り中」として見せるのもいいですし、店内で「今年はお花見セットを承ります」とチラシを配布するのもいいですね。 アニマルシリーズであれば、「お花見弁当ご予約承り中」などの好きな文字を、文字変更料金がかからず入れることができます。 https://www.design-nobori.com/?mode=cate&cbid=1300400&csid=0   チラシであれば「人数や予算は、ご要望にお応えします」と書いて、参考になるセットやコースを用意しておきます。   ・お花見パーティセット5〜6名様分(オードブル詰め合わせ、焼き鳥〇本、寿司〇貫、サンドイッチ〇個…)といった具合に、お客様がそのセットをイメージしやすいように見せていきます。   このときに、ぜひ、外でも美味しいプロのお料理が食べられることをしっかりアピールしてください。容器やバッグも、持ち運びしやすく、お花見が楽しみになるようなものを選ぶと良いですね。   この「お花見パーティセット」の内容は、お客様にご要望を聞いて、中身をお肉系にしたり、お魚系にしたりと、なるべく柔軟に対応します。こういった、お店独自のセット販売にはメリットがあります。   それは、単品販売の「枝豆」「唐揚げ」、あるいは「ランチボックス」の場合、1階路面店であれば売れますが、そうでない場合は売れにくいということがあります。   でも、こういったお店独自のセット販売で、さらにお客様のご要望でアレンジをする場合「特別感」が出しやすいです。つまりそれが、「わざわざこのお店で購入する」という理由につながるため、1階路面店でなくても売りやすいというメリットがあるのです。   またこのとき、注文時に前払いでいただいておけば、キャンセルの心配はありません。そうすると当日は、そのお料理を引き取りに来ていただくだけの状態になるので、お店の営業にも影響が出ません。   さらに注文を頂いた幹事さんには、花見の後でも、あるいは別の日でも、利用可能なサービス券を、人数分お渡しする方法があります。そうすると、次の来店につながりますね。 これは、たとえば最初の一杯無料でも、飲み物50円引きでも、お客様が「嬉しい!」と思うものであれば、どのようなものでも構いません。ぜひ、原価率を考慮しながら考えてみてください。   ?「お花見客」への宣伝で売上アップ では、会社以外のお花見は、いつ、どんな人と行くのでしょうか。   たとえば家族や、親しい友人と、休日のランチタイムに、ということもありますね。そんなとき、手作りのお弁当を用意するということも、もちろんあるでしょう。でも、全員が全員、家族や親しい友人の場合は手作りするということは、ありません。むしろ、「休日なんだから、そんなに手間をかけずに用意したい」という要望もあるでしょう。   こんなとき、たとえば、大人から子供まで楽しめる「家族向け、お花見パーティセット」があったら、どうでしょうか?   はい、ここでも飲食店の出番です!   会社のお花見の場合、「おつまみ的な要素が強いセット」で良いかもしれませんが、家族向けとなると、子供も食べやすいサイズにする、お寿司なら横サビにする、などの工夫が必要ですね。   ここで一つ、課題があります。それは、「お花見パーティセット」の宣伝方法です。 居酒屋の場合、会社でのお花見向けであれば、常連のお客様に伝えることで十分な効果が見込めます。   ですが、家族など地域にお住いの方に知ってもらうには、「のぼり」も含めた店外の宣伝を強化する必要があります。 たとえば、このような方法があります   ・新聞の折り込み広告 チラシ自体は作成する必要がありますが、周辺の地域の何丁目から何丁目までと指定ができます。この場合、印刷代と併せても数万で済みます。   ・配達地域指定郵便のタウンプラス これは郵便局が始めたサービスです。これも何丁目に送るのか指定をすることができ、住所は不要です。封書でもハガキでも好きなスタイルで配達が可能です。   いままではあまり「お花見客」に手をつけてこなかったとしても、「毎年桜の時期に、お花見セットを販売する」と決めて、売り出していくと、リピーターは必ず生まれます。またこういった「お花見」がきっかけとなり、普段のお店の集客にも良い効果をもたらしてくれます。   ほかにも、飲食店の売上アップに役立つノウハウや成功事例などを、こちらから無料でお届けしています!

1.春の歓送迎会!居酒屋で予約を増やす3つのポイント

?幹事さん目線で「選ばれるお店」に ?「主役」への配慮を! ?お客様への「告知」を丁寧に   ?幹事さん目線で「選ばれるお店」に 3月・4月は歓送迎会シーズンです。居酒屋をはじめ飲食店にとっては、忘年会や新年会に次いで、売上アップが見込めるチャンスになります。ですから、ここでぜひ、歓送迎会の予約を増やし、売上を上げていきましょう。 歓送迎会では多くの場合、幹事さんがお店を事前に予約しますね。幹事経験者へのアンケート調査によると、やはり「お店/会場の決定」が重要という方が7割を超えています。 【幹事に聞いた! 歓送迎会の事前準備で大事なことランキング】 Q.職場の歓送迎会で幹事をしたことがありますか? ある 62.2% ない 37.8% Q.(あると回答した人に)歓送迎会の事前準備で、重要だと思うことを3つまでお選びください。 1位 お店/会場の決定 72.7% 2位 日時の決定    52.4% 3位 出欠確認 40.2% 4位 会費の決定 28.9% 5位 会費徴収 25.7% (2017年マイナビニュース調べ) つまり、そもそも幹事さんの目にとまらなければ、予約はしてもらえないのです。 そこで今回、「幹事さんから見た、お店選び」という視点で見ていきましょう。 私たちが意識しなければいけないことは、幹事さんは「複数のお店を比較検討している」という点です。歓送迎会の幹事になった場合、インターネットの予約サイトやフリーペーパーなどを使って、「お店選び」をしますよね。 選ぶ条件はいろいろありますが、まず、「基本的な条件」として以下が挙げられるでしょう。 <お店選びの基本的な条件> 1)アクセス(地図) 2)料理内容 3)コース金額 4)飲み放題の有無 5)予約人数 つまり、これらの条件に合わなければ、お店を選ぶ際の選択肢に入ることができないのです。特に「アクセス(地図)」で、ある程度範囲を絞ったあとが、勝負になります。ですから、のぼりや看板、チラシ、インターネットの掲載ページなどに、これらの情報を「分かりやすく」提示しているかが重要になります。 「基本的な条件」をクリアしたら、次には独自の「こだわり」を満たしてくれるところかどうか?をみていきます。 <お店選びのこだわり例> ・個室でゆっくり落ち着いて過ごしたい ・女子会だから、デザートにはこだわりたい ・サプライズでケーキを用意してほしい など、このように「こだわり」のあるお客様に、「このお店は対応してくれそうだ」と思ってもらう方法があります。 それは、「お気軽にご相談ください」ということを発信しておくことです。たとえば「ご要望にお応えします!チラシやネットに載っていない内容も、ぜひ相談ください。できる限り対応します」と、あらかじめ伝えておきます。そうすると、「この店は相談ができそうだ」と分かり、お問合せや予約につながりやすくなるのです。 ?「主役」への配慮を 忘年会・新年会と、歓送迎会で最も異なる点があります。何でしょうか? それは、「主役」の存在です。 忘年会・新年会は、会社の仲間、友人など、皆さんで交流を深めて、楽しむものですね。一方で、歓送迎会には必ず、「主役(送る人や迎える人)」がいます。 ですから、そういった「主役(送る人や迎える人)」に対する配慮があることも、歓送迎会のお店として選ばれるポイントになるのです 幹事さんが「お店選び」をするときに、「これなら主役が喜んでくれそう」と思ってもらえるような、サービスを用意しておくこともお勧めです。 たとえば、デザートを出す場合、主役のデザートには、「〇〇さん、おつかれさまでした!」や、「〇〇さん、ようこそ!」といったメッセージを添える、記念に残る写真撮影をしてフォトフレームにおさめてプレゼントするといったサービスを用意しておきます。そうすると、歓送迎会の主役に伝えたい想いをカタチにして、届けることができますね。 また、主役への花束をセットにしたコースを用意したり、人数分のクラッカーを用意したり。このように「主役に喜ばれて、歓送迎会を盛り上げたい」という幹事さんの想いに応えるサービスがあると、「歓送迎会をするならぜひここで!」と、予約をしてもらいやすくなるでしょう。 コース名も、ただ金額を記載した「5,000円飲み放題コース」といったものではなく、「3時間飲み放題:主役をおもてなし!サプライズデザート付きコース」など工夫をするとよいでしょう。このように「歓送迎会を盛り上げますよ」というのが伝わりやすいコース名で用意をすることで、複数のお店を比較検討している幹事さんの目に留まりやすくなります。 幹事さんが望んでいるのは、主役に喜んでもらえること、そして参加者からは「いい会だったね」と言われることです。 ですから、美味しいお料理やお酒以外に、「主役への配慮」をしたサービスを用意しておくことによって、他店との差別化を図ることができます。 そのため、歓送迎会をPRする際に、お店が打ち出したいお食事やお酒に絞り込むのは、もったいないです。それよりも、幹事さんがお店を選ぶ際に重要視する内容に絞り込むことで、競合他店に勝ち選ばれることができるようになります。 ?お客様への「告知」を丁寧に 歓送迎会のメニューやコース名、サービス内容が決まったら、次は告知をしていきます。 まずは、よく来店されるお客様に、丁寧に告知することから始めましょう。 既存のお客様に、歓送迎会でも一番に思い出してもらうお店になれると、予約を安定的に獲得しやすくなります。 そのためには、お客様との接点を考慮して、店内外で歓送迎会の案内をしてくことです。 たとえば、店外に「歓送迎会の予約受付中」というのぼりを設置したり、店内ポスターやチラシ、テービルに置くメニューやポップを用意したり。 店内での告知で、意外に効果を発揮しやすいのは、トイレです。 理由は、店内の壁やテーブルの場合、お客様は目の前のお料理やお酒、お話に夢中になっていて、案外、目に入らないためです。 たとえば、「店内放送を聞く」という場合も、雑音の多い場所で聞くよりも、雑音のほとんどない場所で聞いた方が、より耳に入りやすくなりますよね。 耳に入りやすいということは、記憶に残りやすい、ということです。 つまり、「チラシ」も「ポップ」も、雑音などが少ないところで見聞きした方が、記憶に残るのです。 その点、トイレは、唯一ひとりになれる貴重な時間ですね。ですから、お客様に、商品やサービスを認知してもらう絶好の場になるのです。 そこで、お客様の目線がいく場所に、歓送迎会の案内を貼り出しておけば、見てもらいやすくなります。 たとえば、このように、お手紙風にして知らせるという方法がありますよ。 「おくつろぎのところ、失礼いたします。この場所が、お客様にぜひお伝えしたいことを、一番ゆっくりお話しできる場所だと思いまして…」と、ただチラシを貼るのではなく、語り掛けるように、お手紙風に書くと、より読み込んでいただけます。 またお帰りの際にも一声、歓送迎会のことをお声がけして、チラシを手渡すようにしましょう。その際に、たとえば「このチラシをお持ちのグループの方全員に、乾杯のシャンパンをプレゼント!」といった特典をつけることもお忘れなく! このように、お客様との接点ごとに「告知」を丁寧にすることで、「歓送迎会は、このお店にしようかな」と思い出してもらいやすくなり、歓送迎会の予約獲得につながるのです。 ほかにも、飲食店の売上アップに役立つノウハウや成功事例などを、こちらから無料でお届けしています!

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