10.頻度×強度×継続度=脳科学のセオリー

2013年11月1日

う〜ん。あのタレントの名前は何だっけなぁ。近所に新しくできたお店の名前は何だったっけなぁ。半沢直樹に出ていたイケメンの支店長の名前は、えーと……。忘れたいことは、頭から離れず、憶えていたいことは、だいたい忘れている。代表の井口正文です(汗)

つい忘れてしまうことばかりでも、不思議と自分の名前は憶えています。それは人間の記憶が定着するのにはひとつのセオリーが存在し、そのセオリーを「自分の名前」はクリアしているからに、ほかなりません。広告業界の方や、クリエイターの方は意識しないで、やっていることかもしれませんが、

1つ目は頻度(くり返すこと)

2つ目は強度(いわゆるインパクト)

3つ目は継続度(長期間続けること)

「あたりまえでしょ」と思うかもしれませんが印象に残りたいなら、これ以外にないと言えます。CMで商品名を歌にのせて何度も何度も繰り返すのも、記憶を定着させるためにやってることです。ただ、私の知る限りではそのくり返しの手法をはじめて意図的にやったのは電通のCMプランナー(当時)の佐藤雅彦という(現在、慶応大学の環境情報学部特別招聘教授)方ではなかったかと思います。

「モルツ、モルツ、モルツ…♪」「ポリンキー、ポリンキー…♪」今でも憶えている方も多いと思います。

でもそんなに歴史がある訳でもなく確か1990年代ですよね…。

さて脳科学の話しに戻りますが、要点は頻度×強度×継続度です。

印象に残りたいなら、何回も同じメッセージを発信しつづける。

これって、のぼり旗の掲示方法にも繋がると思います。

当店が同じデザインを3本以上掲示することを強くオススメしている理由がここにあります。

別に売らんが為じゃないんですよ。(ホントです)

モニターの集客数調査で1本と3本では、理論上3倍の集客効果が予想できますが結果はそれ以上だったんです。

つまり、バラバラより、同じデザインを数多くーー。頻度×強度×継続度です。

費用対効果を考えるならバラバラより、同じデザインを数多くーー。憶えておいて損はないと思います。